言葉が言葉を呼び、翼を持ってこの世界を翔び回る
2019年3月27日感謝
〈読むサプリ~140字の日常哲学~〉
「言葉が言葉を呼び
翼を持ってこの世界を翔び回る」
三島由紀夫の言葉です。
誰かが言葉を残し、誰かがそれを見つけ
誰かがその言葉を呼んだとき
その言葉は輝きを取り戻し
再び誰かの下へ赴いてゆく
あなたのもとへ届く文字や言葉の数々も
きっとあなたに呼ばれて飛んで来たんだね。
シロッピ てんちょー!三島由紀夫ってどなたですか!?
シロンボ店長 うん、三島由紀夫さんはね、1970年に亡くなっちゃったけど、日本はもちろん、世界でも有名な作家だよ。引用したのはその三島さんが1969年に東京大学の安田講堂で東大全共闘と討論した時に放った言葉。
シロッピ へ~、すごい人なんだね!
シロンボ店長 うん、僕はこの言葉を聞いたとき、共感すると同時に感動をおぼえたんだ。言いたい事が心にあるけどうまく言い表せないって時、そんなモヤモヤをスッキリと代弁してくれるような、導いてくれるような、そんな言葉に出会うとすごく気持ちがいいんだ。だからそのことを伝えたいために今回は引用させてもらったんだ。
シロンボ店長 誰かの想いがあって、その誰かが言葉を放ち、または言葉を綴る。それを誰かが見つけ、その人なりに解釈し、吸収するし、また誰かに伝えようとする。その言葉はちゃんとそれを必要としている人の下へと旅立ち、さらに次に待つ人の下へと旅立ってゆく。
シロンボ店長 直接伝えることはもちろんのこと、今ではこうしてブログなどで一瞬にして不特定多数の人に送り届けられるようになったんだもんね。ほんとにすごいと思う。三島さんが見たらびっくりするね・・けど先見の明も長けている人だから、何となく予想してたりして。
シロッピ 言葉が言葉を呼ぶ・・ミーもひとつの文字だけど、集まったら言葉になる、言葉が集まったら文章になる、そしてその文章は拾ってくれる人もあるし、そのまま素通りすることももある。ミーたちの仲間も、波長の合う人の下へきっと呼ばれていくんだね。
シロンボ店長 そうだね、キミたち言葉は、人を感動させることもできるし、傷つけることも出来てしまう。
だから言葉ってとても大切なんだよ。
シロッピ ミーたちのこの言葉も、たくさんのひとの目に止まるといいな。。
シロンボ店長 きっと届くよ、ほら、今こうして読んでくれている人もいるじゃん。
シロッピ ホントだ!
読んでくれて、ありがとうございました♪
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