【読むサプリ~140字の日常哲学~】

短所は長所、長所は短所

2019年3月27日お節介

〈読むサプリ~140字の日常哲学~〉


本来好転させるためのリフレーミングだけど

逆リフレーミングも試して見ると面白いよ

つまり短所が長所なら長所は短所

ひねくれるとかじゃなくて

より新しい見方を発見するために
よりフラットなモノの考え方ができるために

全部ひっくり返してみるとホント面白い

余裕のある時ね。



(店長!もうすこし聞かせて!)


シロッピ
シロッピ
てんちょー、「リフレーミング」って?
シロンボ店長
シロンボ店長
リフレーミングはね、出来事の枠組みを変えることだよ。基本的にはマイナスに思っていることをプラスに、短所を長所に、ネガティブをポジティブに、だね。
シロッピ
シロッピ
へぇ~、おもしろそう!例えば??
シロンボ店長
シロンボ店長
うん、たくさんあるけど三つだけ例を挙げてみるね。
シロンボ店長
シロンボ店長
ひとつ目、「頑固」。
頑固はつぎのように変換できるよ
・芯のある ・一貫性がある ・意志が強い みたいな。
シロンボ店長
シロンボ店長
ふたつ目、「泣き虫」。
泣き虫はつぎのように変換できるよ
・感受性が豊か ・相手の気持ちがよくわかる ・優しい ・人情味がある みたいな。
シロンボ店長
シロンボ店長
みっつ目、「ずぼら」。
ずぼらはつぎのように変換できるよ
・マイペース ・おおらか ・小さなことは気にしない みたいな。
シロッピ
シロッピ
なぁ~るほど~。ものの見方を角度を変えて見るんだね。でも実際に短所に思えることでも長所として活きることはあるし。特徴として活きる状況では長所になり、何かの妨げになった場合そちらの側では短所と捉えられる・・何かどっちとも言えるんだったらポジティブなものとした方がいい気がする。
シロンボ店長
シロンボ店長
さっすが。そうなんだよね、そうなんだけど、人間関係においてもネガティブな事の方が目立つし、印象的だから、どちらかというとネガティブな受け取り方になりやすいんだ。それを戻すという意味でもリフレーミングは前向きになる為にとても有効な方法なんだ。だから最近ではよく知られるようになったよ。
シロッピ
シロッピ
そっか!えっ、でもてんちょー逆リフレーミングって・・。
シロンボ店長
シロンボ店長
うん。その逆をやってみる。つまり短所が長所なら、長所も短所でしょ?
シロッピ
シロッピ
うん、まぁそうなるけど・・。
シロンボ店長
シロンボ店長
だからもともとの長所を今度は短所に切り替えてみる。ちなみにネガティブ思考に陥っている人は、この逆リフレーミングを無意識に行っていることが多い。それでいて短所はそのまま。だから自分の長所がひとつも見つからないんだ長所が無いなんてことは絶対にないはずなんだけどね。
それでこの逆リフレーミングは、心が疲れている時や、さっき言ったネガティブ思考になってしまっている時にはやる必要はないよ。あくまでもメンタルの調子がゼロ以下の状態に無い時に、頭の体操のようなノリでやってみると意外な発見、そしてよりフラットなモノの見方があることに気がつくかもしれないね。
シロンボ店長
シロンボ店長
要するに、ポジティブばっかり、長所ばっかりになってしまっても、そのうちバランスが保てなくなってしまうよってことかな。心のね。
シロッピ
シロッピ
そうなんだぁ・・バランスかぁ・・心にもバランスって必要なんだね。ぜーんぶ長所で、ぜーんぶポジティブならその方がいいと思ってたなぁ~。
シロンボ店長
シロンボ店長
うん。。人間も、人間の創る社会も、自然だってそうだよね。調和が幾重にも重なりあって成り立っている、僕は少なくともそう思っているんだ。だから人間の心はそんなに強くないから、より一層バランスは大切だよ。
シロッピ
シロッピ
わかった!ミーたちもバランスを心がけるように勉強してみる!そして色んなものの見方ができるように工夫してみる。たまには何かひっくり返してみようかな。
シロンボ店長
シロンボ店長
あっ、シロッピ。
最初からひっくり返さないでとりあえずは普通に見てね。
シロッピ
シロッピ
オーケー!
それではみなさん、今回も最後まで読んでくれてありがとうございました!