【読むサプリ~140字の日常哲学~】

ガマンに逃げる必要はない

2019年3月27日生きる

〈読むサプリ~140字の日常哲学~〉

ガマンが足りない、自分がガマンすれば済む

そうやってガマンで逃げてちゃいけないよ

ガマン強くなる事は出来ないから

鍛えられずにのしかかるだけ

ガマンをし続けていたらメンタルは
弱いまんまだよ

ガマンじゃなくて工夫を身につけないと
強くはなれない

ガマンて必要ないんだよ


(店長!もうすこし聞かせて!)


シロッピ
シロッピ
ガマンって良くないの?
シロンボ店長
シロンボ店長
そうだね、人間は時にはガマンすることが必要なんだけど、ガマンを続けたり、強いガマンを強いられたりするのはやっぱり良くないかな。ガマンには限度があるし、蓄積されてしまうものなんだ。ただひたすらガマンするっていうのは心にも身体にも良くないからね。。
シロッピ
シロッピ
そうなんだぁ。。でも人間同士はみんな考え方が違うから、仲良くしたり一緒に暮らしていくためにはお互いガマンするしかないんでしょ?
シロンボ店長
シロンボ店長
うん・・人間関係でなにか問題が起きた時はとりあえずお互いに譲り合うという方法が思いつくよね。少しづつ歩み寄る。けど平たい言い方をするとこれもガマン。相手の為にガマンする、相手もガマンしているから自分もガマンできる。このような方法はまだ保育園や幼稚園から教わるし、小学生にもなれば毎日のように言われる人もいるかもしれないね。そういったわけで、とりあえず「」する方法というのはまず最初に思い浮かんでしまうんだ。
シロンボ店長
シロンボ店長
ガマン強さ、つまり耐性でいうと個人差がかなりあるし、ガマン強いというのは必ずしもメンタルが強いとは言えないな。むしろ逆で、ガマンしかしない人のメンタルは、いつ崩れてしまうかわからないから、とても弱いとも言えるんだ。
だからガマンというのはあくまでも最終手段として、どうしようもない時の一時的な対応として位置づけておいて欲しいな。
シロッピ
シロッピ
ふ~ん、じゃあどうすればいの?
シロンボ店長
シロンボ店長
うん。それは「工夫」だよ。ガマンをしなくてもいいように、色々な方法を考えるんだ。人間にはそれが出来る、方法を考えずにガマンばかりを選択するというのは、そのことをあきらめてガマンに逃げてしまうことになるんだ。もちろん”逃げる事自体”が悪いわけでは無いけど。さらに複数人いれば知恵を出し合って話し合うことも出来る。
シロンボ店長
シロンボ店長
映画やドキュメントなどでよく雪山で遭難したシーンを見かけるよね、もちろんその時によって状況は異なるけど、まずは持っている道具や周囲のものを色々と駆使して、あきらめずに生き延びようとする。実際の場合でも皆そうすると思うんだ。そしてもうこれ以上工夫できない、手立てが無くなってしまった。そうなってからはじめてガマンという状態に入る。
人間関係というのは、目に見えないことのやり取りだから、より一層工夫が必要になるし、様々な方法だって見つかる、いや自分なりにつくりだす。そのヒントを日ごろから集め、小さくても実践しながら過ごすといいよね。そのための日常哲学のコーナーでもありたいな。
シロッピ
シロッピ
そっかぁ昔はガマンはあくまで最後の手、それよりもあきらめない工夫が大切なんだね!

皆さん読んでくれてありがとうございました~♪