【読むサプリ~140字の日常哲学~】

居てくれて、ありがとう

2019年3月27日生きる

〈読むサプリ~140字の日常哲学~〉


せっかく生まれてきたんだからさ

そのままで居たっていいじゃない

社会がこしらえた欠陥だらけの仕組みに

洗脳された人達の価値観に

無理に合わせなくたっていいじゃない

人と違うとか、アイツおかしいとか

なぜそんなに邪魔者扱いするのか

悪いのは生まれて来た事なんかじゃない

(店長!もうすこし聞かせて!) 

シロ二―
シロ二―
どうしたの?てんちょー、浮かない顔して。
シロンボ店長
シロンボ店長
やぁシロニー。 シロニーから見て人間はみんな同じに見える?
シロ二―
シロ二―
う~ん、最初は同じように見えたけど、最近はそれぞれが違うように見えてきたよ。
シロンボ店長
シロンボ店長
そうだよね・・みんな違うんだ。 違うのはあたり前であって、それでいいんだよね。
シロンボ店長
シロンボ店長
だけど一部の人が一部の人を、毛嫌いすることがある。容姿のことで、性格のことで、能力のことで。阻害してしまっている。
シロンボ店長
シロンボ店長
そのせいで、生まれて来たことを、後悔したり、自分の事を受け入れられなかったりする人がいる・・ それってなんとなく悲しいな。
シロ二―
シロ二―
そっかぁ・・みんな違うはずなんだけど、けどあんまり違うと、いつの間にかジャマに感じる・・のかな
シロンボ店長
シロンボ店長
ジャマに思うということは、自分に自信が無ことと、自分の立場を守ろうとする、正当化しようとする気持ちの現れなんだ。だからある意味仕方のない事なんだけど、でも方法というか考え方が少し違ってしまっているよね。 なんでもかんでも無条件に受け入れるというのはなかなか難しいけど、ある程度理解することはできる。 言葉を理解できれば出来るはず。
シロ二―
シロ二―
けど・・理解したくない?
シロンボ店長
シロンボ店長
そうなんだ。。理解できないじゃなくて、理解したくないと逃げているんだ。理解したら受け入れざるを得ないことを知っているから。主観でしかものごとを捉えたくなと、そう決めているのかもしれない。
シロンボ店長
シロンボ店長
だから事実とは違うことで自分を責めてしまったり、欠陥ばかりのシステムに対応できないことを自分のせいだと思ってしまったり。生まれて来たこと自体を悪く思ってしまっている人がいるんだ。 ・・・そんなことは決してない。
シロ二―
シロ二―
そう。そんなことは決してない。
シロンボ店長
シロンボ店長
うん。あと周囲の目だってほんとは冷たいばかりじゃないし、ちゃんと理解してくれる人は必ずいるから。もし生まれつき人と違うことを憂いてる人がいたら、 「それはあなたのせいじゃないし、一度でもいいから、アナタはアナタで居ていいんだということに気づいて欲しい。」 「それから見ているところを少しづつ変えてみてほしい」そう伝えたいな。
シロ二―
シロ二―
そっか・・。一番責めちゃいけないのが””だってことに、早くきづいて欲しいな。
てんちょー! もしコレを読んでくれている人の中に思い当たる人がいたら、わかってくれるかな?
シロンボ店長
シロンボ店長
そう願いたいけど・・それはわからない。僕だってきちんと理解している訳じゃないし、それに100%理解を示すことは不可能なんだ。
ただ、生まれながらにして持っている「個」のすべてを否定するのだけは、間違っていると思う。
シロ二―
シロ二―
そうだね。