ヘアドネーションについて
ヘアドネーションとは?
ズバリ、髪の毛の寄付です。
◎頭髪や頭皮に関わる何らかの病気や事故が原因で、髪の毛を失ってしまい、ウィッグを必要としている子ども達に、ウィッグの材料となる毛髪を提供する行為(好意)です。
ヘアドネーションできる条件
1.毛束の長さは31cm以上
2.ひどすぎるダメージでなければOK
(傷みでチリチリになってしまっている髪や、濡らして伸ばしてみて、切れたり、ビヨーンと伸びてしまうような部分はNG)
3.パーマ・カラー・縮毛矯正などをしている髪でもOK
(2にありますように、ひどくダメージしていなければ大丈夫です。ただし、ヘアドナーシートには記入を忘れずに)
4.髪質や年齢は問わない
(クセのある髪でもOKです、小さなお子さんの髪でも条件をクリアしていればOKです)
5.完全乾燥した毛束
(濡れた髪をそのまま梱包してしまうと、カビがはえたり、雑菌が繁殖して異臭を放つことがあります。集められた他の髪の毛にも菌がうつってしまう可能性があるので完全に乾いた状態で梱包して下さい)
自分で髪をカットして自分で毛束を送る場合
基本的には団体賛同サロンなどで行った方がいいのですが、ヘアドネーションは自分でカットして自分で送ることも可能です
▽まずは、上にある条件をクリアしているか確認する必要があります
※準備するものは以下を参考にして下さい
<準備するもの>
・髪の毛が床に落ちてもいい場所(多少の細かい髪が落ちます)
・メジャーorモノサシ
・髪を切るハサミ(髪の束をカットしますので比較的よく切れるハサミでないと束がほぐれてしまいます)
・カットした細かい髪が服などにつかないようにするためのケープのようなもの
・続きまして、画像をご覧ください
《画像の1》毛束をしばるゴムです、比較的しっかりとしたものをお使いください
《画像の2》密閉したいので、ジップロックのような袋が望ましいです
《画像の3》髪の履歴を記入する「ドナーシート」です
《画像の4》レターパックです
※ドナーシートにつきましては画像と同じシートでなくて構いません、1~10まである項目をわかるように記載して頂いた用紙などを同封して頂ければOKです
↓「ドナーシート拡大」
①性別
②国籍
③現在の年齢
④(髪を長期間保存する場合に記入)
⑤バージンヘアですか?(カラーやパーマなどの加工をしていなければハイ)
⑥ヘアカラーの有無(おしゃれ染め)
⑦白髪染めの有無(ヘアマニキュア、ヘナ含む)
⑧パーマの有無(デジパー、エアウェーブ含む)
⑨ストレートパーマの有無
⑩縮毛矯正の有無
〈準備が整ってからの手順〉
1.髪を洗ってドライヤーでよく乾かす
2.ゴムでしばる(5~10本程度/毛先から30cmに結び目)
3.ゴムの結び目から2センチぐらい上をハサミで切る
4.結びが緩んでいないか確認して、向きを揃えてジップロックに入れる
5.ドナーシートの記入確認
6.毛束とドナーシートをレターパックに入れる
7.送り先等の記入(送り先の情報は紹介を兼ねて下に記載しておきます)
〒531-0072 大阪府大阪市北区豊崎5-7-11 アベニュー中津803号 「JHD&C ヘアドネーション係」宛 (宅配便記載用連絡先)06-6147-5316 ホームページはココ |
僕が普段送っているのはこちらのジャーダックさんです |
〒981-8003宮城県仙台市泉区南光台2丁目13-1 NPO 法人HERO ヘアドネーションプロジェクト係 電話:022-347-4591 ホームページはココ 龍 公式SHOP |
東日本大震災以降、オリジナルキャラクター破牙神ライザー龍が誕生!「リュウプロジェクト」が熱いです!グッズ販売もしています。 |
〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田3丁目3-45 マルイト西梅田ビル2F (株)グローウィング つな髪事務局 電話:06-6225-8170 ホームページはココ(つな髪事務局) 女性医療用ウィッグ専門店ワンステップ |
株式会社グローウィングが運営する女性医療用ウィッグ専門店のドネーションです 15cm以上31cm未満の髪は「髪の毛付インナーキャップウィッグ」として使われます |
〒373-0813 群馬県太田市内ヶ島町1361-4 女子高生ヘアドネーション同好会 宛 メールアドレス⇒hairforchildren@gmail.com Twitter⇒https://twitter.com/hairforchildren ホームページはココ |
ぐんま国際アカデミーの生徒が中心となって活動を行う頭髪寄付のためのウィッグ制作を行う女子高生ヘアドネーション同好会。ウィッグの製作はアートネイチャーに委託しています。まだ実績は少ないものの、若さと情熱を持って日々精力的に取り組んでいます。 |
ヘアサロンにお願いする場合
美容室、または理容室で行ってもらう場合の手順を説明します(基本的にはこの方法がおすすめです)
まずは店を決めましょう
<店が決まるまでパターン1>
まずは行きつけのお店がある場合、いつも担当してくれている、または話しやすい美容師(理容師)さんに、協力してもらえるかどうかを尋ねてみて下さい。
ヘアドネーション団体に加入していなくても、中には協力してもらえる理・美容師さんがいるかもしれません(お店側に知識や情報がない場合、無理にお願いすることはさけてください)
<店が決まるまでパターン2>
友だちまたは知り合いの人に紹介してもらう。
<店が決まるまでパターン3>
ヘアドネーション各団体ホームページの「賛同サロン」「サポート店」から近くを探します
だいたいの店舗は住所・電話番号・特典の有無を掲載しています。
<店が決まるまでパターン4>
[ご自身の住んでる地域 ヘアドネーション]で検索します、位置情報設定をONにすれば近隣のお店のホームページやSNS等の投稿がヒットしそうです。
何も手がかりが無いようでしたら範囲をひろげ、検索を行います。
※候補のお店が複数ある場合は、ドナー特典の内容を比較したり、アフターカットの画像などを見比べて選びます
お店が決まったら
さぁお店が絞れたら直接電話をしてみましょう。
はじめは内容の確認をします、それから日時を決め、予約して下さい。
そのさいに念のため以下の点を確認しましょう。
◆料金
◆特典の有無、特典の内容、
◆スタイルカット(通常時のカット)までしてくれるかどうか
◆毛束はお店で送ってくれるかどうか
お店での具体的な流れ
理・美容室での、具体的な流れは以下の要領です。
1.髪の長さ確認と、髪型のカウンセリング
before写真
2.毛束をしばる(画像)
3.毛束カット
4.シャンプー
5.スタイルカット(通常カット)
6.ドナーシートの記入(店で用意してある)
after写真
7.終了(送り先やお礼の手紙等の確認、会計へ)
ヘアドネーションをした有名人
水野美紀さん | 柴咲コウさん |
三吉彩花さん | アンミカさん |
片瀬那奈さん | 熊田曜子さん |
ダレノガレ明美さん | ベッキーさん |
紅蘭さん | 佐々木あさひさん(YouTuber) |
このように有名人の方の参加により、SNSなどを通じて多くの方に認知されるようになってきました。
2018年の4月に「世界一髪の長い十代」にギネス認定された鹿児島県の川原華唯都さんもドネーションを決意されたようです。